スクリプトファイルが長くなるとメンテナンスがしにくくなる。
できれば別ファイルに処理を切り出して管理したい。
ExecuteGlobal ステートメントを使うことで、別ファイルに切り出した関数を呼び出せるようにできる。
(いわゆるインポートというやつが可能になる)
別ファイルの関数を呼び出せるようにするには、次の2ステップで処理する。
- ファイルを読み取る
- 読み取った内容を ExecuteGlobal ステートメントで実行する
次のスクリプトは、別ファイルの関数を利用するサンプルである。
separate-script.vbs に定義された SayHello を呼び出している。
separate-script.vbs の内容は以下のとおり。
Sub SayHello() WScript.Echo "Hello!" End Sub
サンプルを実行すると “Hello!” と出力される。
読み取るスクリプトファイルの数はいくつでもいい。
ただし、同じ名前のプロシージャや変数があった場合は後勝ちとなる。
(あとから実行した ExecuteGlobal ステートメントで上書きされる)