指定した区切り文字で文字列を分割するには Split 関数を使う。 分割された文字列は1次元配列で返される(添え字の開始は 0 )。 Split(expression[, delimiter[, count[, compare]]]) expression: 分割する文字列を指定する。 長さ 0 の文字列を指定した場…
文字のコードポイント、またはコードポイントに対応する文字の取得方法を紹介する。 文字のコードポイントを取得する(ANSI/シフトJIS) 文字の ANSI コードまたはシフト JIS コードを取得するには Asc 関数を使う。 Asc(string) string: 文字を指定する。 …
アルファベットの大文字を小文字に、または小文字を大文字に変換する方法を紹介する。 大文字 → 小文字 アルファベットの大文字を小文字にするには LCase 関数を使う。 全角のアルファベットも小文字に変換される。 LCase(string) string には変換元の文字列…
VBScript でも正規表現を使って文字列の検索や置換ができる。 VBScript で正規表現を使うには RegExp オブジェクトを使う。 次のスクリプトは RegExp オブジェクトの使用例である。 "IS1 Is2 IS3 iS4" という文字列から大文字/小文字を区別せず "IS" を探し…
文字の並びを逆にするには StrReverse 関数を使う。 StrReverse(〈元の文字列〉) 例 text = StrReverse("Hello World!") ' → !dlroW olleH text = StrReverse("Hello World!") ' → !dlroW olleH
空白を取り除くには Trim / LTrim / RTrim 関数を使う。 関数によって取り除く空白の場所が異なる。 Trim 関数は、先頭と末尾の空白を取り除く。 LTrim 関数は、先頭の空白のみを取り除く。 RTrim 関数は、末尾の空白のみを取り除く。 なお、半角だけでなく…
文字列を置換するには Replace 関数を使う。 Replace(expression, find, replacewith[, start[, count[, compare]]]) expression: 元の文字列を指定する。 find: 検索する文字列を指定する。 replacewith: 置換する文字列を指定する。 start: 文字列の先…
文字列の中にとある文字列が含まれているか検索するには、InStr 関数または InStrRev 関数を使う。 先頭から検索するときは InStr 関数を、末尾から検索するときは InStrRev 関数を使う。 どちらの関数も、最初に見つかった文字の位置(先頭からその文字まで…
文字列の一部を取り出す関数として次の3つがある。 Left 関数: 先頭から指定文字数を取り出す。 Right 関数: 末尾から指定文字数を取り出す。 Mid 関数: 指定位置から指定文字数を取り出す。 先頭から指定文字数を取り出す 文字列の先頭から指定文字数を…
文字列を比較するときに、大文字/小文字や全角/半角を区別したくないことがある。 たとえば大文字の "A" と小文字の "a" 、全角の "A" と半角の "A" を同じと見なすにはどうするには良いのか? 文字列の比較モードの設定 Replace 関数や StrComp 関数などの…
文字列を比較するには StrComp 関数を使う。 StrComp(〈比較する1つ目の文字列〉, 〈比較する2つ目の文字列〉[, 〈文字列の比較モード〉]) 1つ目の文字列が2つ目の文字列より小さい場合 -1 が返る。 1つ目の文字列と2つ目の文字列が同じ場合 0 が返る。 1つ…
VBScript で文字列を連結するには文字列連結演算子を使う。 文字列連結演算子にはアンド(&)演算子、またはプラス(+)演算子がある。 & 演算子 文字列を連結するには & 演算子を使う。 result = expression1 & expression2 expression が文字列でない場合…
文字列の文字数、バイト数を取得する方法を説明する。 文字数の取得 文字列の文字数を取得するには Len 関数を使う。 Len(string) string には文字列を指定する。 関数は文字列の文字数を返す。 例:半角でも全角でも同じ文字数が返される WScript.Echo Len(…
VBScript で C# や Java のような try-catch での例外処理を書く方法を説明する。 まず VBScript におけるエラー処理で覚えておくべきポイント3つを以下に挙げる。 エラーを処理するには On Error Resume Next ステートメントでエラー処理を有効化する。 On …
スクリプトの実行中にエラーが起きた場合、通常、その時点でスクリプトは強制終了される。 実行時エラーに対して独自のエラー処理をするときは、On Error Resume Next ステートメントと Err オブジェクトを使う。 エラー処理の基本 On Error Resume Next ス…
VBScript で処理を繰り返す方法を説明する。 For...Next 指定された回数だけ処理を繰り返す。 For counter = start To end [Step step] [statements] [Exit For] [statements] Next counter: ループカウンタに使う数値変数 start: ループカウンタの初期値 …
VBScript で条件に基づいて処理を分岐する方法を説明する。 If または Select Case で分岐する方法がある。 If...Then...Else 式の値によって条件分岐を行う。 ブロック形式での書き方 If 〈条件〉 Then 〈条件を満たす場合の処理〉 ElseIf 〈条件2〉 Then …
VBScript の変数のデータ型は、すべてバリアント型(Variant)になる。 バリアント型(Variant)は次の特徴を持つ。 どんな値でも格納できる。数値でも文字列でも何でも OK 。 格納された値をどのデータ型として扱うかを「内部処理形式」として持つ。 たとえ…
定数とは、値を変更できない変数のようなものである。 定数には独自に定義する定数のほか、事前に定義された組み込み定数がある。 独自の定数を定義する 独自の定数は Const ステートメントで定義する。 Const constName = expression constName には定数名…
とある内容をメモリに保存しておきたい場合に変数を使う。 たとえば変数には、何かを計算した結果やユーザーが入力した内容を入れておくことができる。 変数の宣言 VBScript では Dim ステートメントで変数を宣言する。 varName の部分が変数名である。命名…
メモ帳を使って VBScript のスクリプトを作り、実行するまでの流れを説明する。 インストールが必要なアプリは何もない。 スクリプトファイルの形式 スクリプトファイルは次の形式で作る。 形式: テキストファイル 拡張子: .vbs 文字エンコーディング: シ…
はてなブログではコードブロックに色付けして表示ができる。 色付けする機能をシンタックスハイライトと言うんだが、ここでは VBScript に最適な設定を探してみたい。 ヘルプを見る限り、VBScript に使えそうな言語指定は「 aspvbs 」または「 vb 」の2つ。 …