2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
For…Next 指定された回数だけ処理を繰り返す。 For counter = start To end [Step step] [statements] [Exit For] [statements] Next counter: ループカウンタに使う数値変数 start: ループカウンタの初期値 end: ループカウンタの最終値。ループカウンタ…
If…Then…Else 次のように条件によって処理を分岐できる。 If 〈条件〉 Then 〈条件を満たす場合の処理〉 ElseIf 〈条件2〉 Then 〈条件2を満たす場合の処理〉 Else 〈いずれの条件も満たさない場合の処理〉 End If ElseIf と Else は任意。ElseIf はいくつで…
VBScript で事前に定義されている組み込み定数を紹介する。 「定数名(値) : 説明」の形式で記載する。 色 8種類の基本的な色が定義されている。 vbBlack(&h00) : 黒 vbRed(&hFF) : 赤 vbGreen(&hFF00) : 緑 vbYellow(&hFFFF) : 黄 vbBlue(&hFF000…
定数は Const ステートメントで定義する。 Const constName = expression constName: 定数名。 expression: 定数の値。式で指定しても良い。 サンプルコード 円周率を定数 PI として定義して利用するサンプルを以下に示す。 Const PI = 3.14 '半径4cmの円…
内部処理形式を取得するには TypeName 関数を使う。TypeName 関数は内部処理形式を表す文字列を返す。 TypeName(varname) 内部処理形式を表す文字列の一例を以下に挙げる。 Empty : Empty 値 Null : Null 値 Integer : 整数型(Integer) Long : 長整数型(L…
内部処理形式を取得するには VarType 関数を使う。VarType 関数は内部処理形式を表す数値を返す。 VarType(varname) 内部処理形式を表す定数とその値は以下のとおり。 vbEmpty(0) : Empty 値(未初期化の変数) vbNull(1) : Null 値(無効な値) vbInteg…
VBScript のデータ型には Variant(バリアント)型しかない。変数のデータ型も Variant になる。 Variant には文字列だろうが数値だろうが何でも自由に格納できる。 Variant(バリアント)型の特徴 Variant は次の特徴を持つ。 どんな値でも格納できる。数値…
変数は Dim ステートメントで宣言できる、と書いた。が、実は VBScript では通常、スクリプト内で変数名を書くとその変数が自動で作られる。 これを暗黙的な変数宣言と言う。 しかし、暗黙的な変数宣言は避けた方が良い。変数名の入力ミスに気付けなくなるか…
変数の宣言 変数を宣言するには Dim ステートメントを使う。 Dim varName varName: 変数名。名前の付け方は後述の命名規則に従うこと 変数のデータ型はバリアント型(Variant)になる。初期値は Empty である。(Empty は変数が初期化されていないことを示…
メッセージボックスで「Hello World!」と表示するだけのスクリプトを作ってみる。おそらくこれが一番簡単。 スクリプトファイルの形式 スクリプトファイルは次の形式で作る。 形式 : テキストファイル 拡張子 : .vbs 文字エンコーディング : シフトJIS(メモ…