昨日、9月19日に岩手県の沿岸まで行ってきた。
内陸の市街で「沿岸に来てみて」というポスターを何度か見たことがあったのと、連れから一度現状を見ておきたいという要望があったからだ。
連れの弟夫妻は震災当時沿岸に住んでいたとのことで、命は助かったが、それ以外のものはすべて津波で流されたのだという。
身内が被災し下手をしたら命を落としていたかもしれないので、連れは自分以上に沿岸の状況を見ておきたかったのだろう。
遠野市から大船渡市へ入り、そのまま陸前高田市を抜けてまた遠野市へ。
大船渡市はまだ街が残っている感じだったが、陸前高田市は言葉で表すことができない状態だった。
数年前に道の駅スタンプラリーで走ったときの街の面影は、もうどこにも残っていなかった。
いまはだいぶ片付いているが、きっと半年前は津波で破壊された家の残骸や、亡くなった方の遺体がそこかしこにあったのだと思う。
それを考えるとやはり言葉では何とも言えなかった。
写真は一枚も撮らなかった。
……いや、撮れなかった。